毎月アップデートが配信される kintone。
2026年5月の主な変更点をまとめました。
今回も最後に「個人的ピックアップ(所感付き)」を入れています。
今月のアップデート適用日は 2026年5月10日 です。
2026年5月アップデート情報

今月のアップデートの要点
・新しい管理サービス
- ワイドコース限定で「複数ドメイン管理サービス」の提供が開始されました。
複数のkintoneドメインを一元的に管理できる新サービスです。
・通知画面
- 通知のキーワード検索、送信者・期間での絞り込みが可能になりました。
- 通知を一括で既読にできるようになりました。
- グループ化された通知を展開して確認できるようになりました。
・セキュリティ / 権限管理
- ファイル書き出し権限の「Everyone」グループへの付与を禁止できるようになりました。
・モバイルアプリ(iOS)
- 添付画像に手書きやテキストを書き込めるようになりました。
・外部サービス連携
- kintoneやMicrosoft 365などのデータを連携できる「連携コネクタ」がリリースされました。
・開発基盤
- 通知画面のフロントエンド基盤が刷新されました。
・その他
- 各種アップデート・改善・不具合修正が実施されています。
以上の中から、個人的に気になった項目を紹介します。
注目ポイント
【1】通知画面の正式リリース:ようやく“使える通知”に進化
今月の中心は、やはり新しい通知画面の正式リリースです。
これまでの通知機能は、
・件数が増えると探しづらい
・古い通知が埋もれやすい
・既読管理がしづらい
といった声も多かった印象です。
今回のアップデートで、
・キーワード検索
・送信者や期間での絞り込み
・一括既読
・グループ通知の展開表示
に対応し、通知管理の実用性が大きく向上しました。
単なる見た目変更ではなく、日常業務で本当に使いやすくなったアップデートだと感じます。
【2】Everyone権限制御:セキュリティ意識の高まりを感じる改善
「Everyone」グループへのファイル書き出し権限付与を制限できるようになりました。
共有設定を深く理解していないまま運用すると、意図せず広範囲に権限が付与されてしまうケースもあります。
今回の改善により、
・不要な一括公開リスクの低減
・内部統制の強化
・権限設定ミスの防止
といった面で安心感が増しました。
管理者としては、かなりありがたい方向性です。
【3】iOS画像編集:現場入力との相性が良い
iOSアプリでは、添付画像に手書きや文字を書き込めるようになりました。
例えば、
・不具合箇所を丸で囲う
・現場写真に指示を書き込む
・確認ポイントをテキストで追記する
といった使い方が可能になります。
工事、点検、保守、現場確認など、写真ベースでやり取りする業務ではかなり便利です。
【4】連携コネクタ:外部サービス連携がさらに現実的に
kintoneやMicrosoft 365などのデータを連携できる
「連携コネクタ」がリリースされました。

これにより、
・他サービスのデータをkintoneへ集約
・二重入力の削減
・既存システムとの情報連携
・部門ごとに分散した情報の一本化
といった活用がしやすくなります。
これまでも連携ニーズは高かった分野ですが、専門開発をしなくても接続しやすい選択肢が増えるのは大きなメリットです。
今後、対応サービスが増えていけば、kintoneを業務ハブとして活用する流れがさらに加速しそうです。
まとめ
2026年5月は、通知・権限管理・モバイル活用といった、
日常運用に直結する改善が中心のアップデートでした。
特に新しい通知画面の正式リリースは、
利用頻度の高い機能だけに恩恵を感じるユーザーも多そうです。
また、Everyone権限制御のような管理者向け改善も進んでおり、
kintone全体がより安心して使える方向に進化している印象があります。
派手さはなくても、現場ではしっかり効く。
そんな堅実なアップデート月だったと感じました。
エーアイティ研究所では、基本機能、プラグインはもちろんのこと、カスタマイズのご相談もお待ちしております。
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