毎月アップデートが配信される kintone。
2026年7月の主な変更点をまとめました。
今月の適用日は 2026年7月12日 です。
2026年7月アップデート情報

今月のアップデートの要点
・アプリ
- 閲覧中・編集中のレコードが更新されたことを知らせる機能が追加されました。
他ユーザーによる更新をリアルタイムで把握しやすくなります。
・検索
- 全体検索、アプリ内検索、スペース内検索で「関連度順」が利用可能になりました。
検索キーワードとの関連性が高い情報を優先表示できます。
・アプリ管理
- アプリ管理画面のアプリ一覧に絞り込み機能が追加されました。
条件を指定して棚卸し対象アプリを抽出できます。
・ワイドコース専用
- 「アプリ分析」にモニタリング機能が追加されました。
社内ルールに違反するアプリを検知・通知できます。
・通知
- 新しい通知画面が正式版として提供開始されました。
・その他
- 各種アップデート・改善・不具合修正が実施されています。
以上の中から、個人的に気になった項目を紹介します。
注目ポイント
【1】レコード更新通知:地味だけど実務ではかなり嬉しい改善
今月の個人的No.1アップデートはこれです。
レコードを閲覧中または編集中に、他のユーザーがレコードを更新すると、「レコードが更新されました」という通知が表示されるようになりました。
これまでは、
・開いたまま別作業をしていた
・その間に他の人が更新した
・古い情報を見ながら業務を進めていた
というケースが発生することがありました。
特に複数人で同じレコードを扱う運用では、知らないうちに情報が変わっていることも珍しくありません。
今回の機能により、最新情報への気付きが早くなり、認識違いや二重作業の防止につながることが期待できます。
派手さはありませんが、現場目線ではかなり価値の高い改善だと感じました。
【2】検索の関連度順:やっと帰ってきた
検索結果の並び順として「関連度順」が利用できるようになりました。
実はこの機能、以前提供されていたものが一度終了し、今回再び利用可能になった機能です。
これまでは作成日時順が中心だったため、
「検索にはヒットするけど探している情報が見つからない」
ということもありました。
関連度順では、検索キーワードとの一致度が高い情報が上位に表示されるため、目的の情報へたどり着きやすくなります。
データ量が増えている環境ほど恩恵を受けやすいアップデートです。
【3】アプリ管理の絞り込み機能:棚卸しがかなり楽になる
アプリ管理画面に絞り込み機能が追加されました。
例えば、
・最終更新が1年以上前
・アプリ管理者が少ない
・特定条件に該当するアプリ
などを抽出できるようになります。
kintoneの運用年数が長くなると、どうしてもアプリ数が増えていきます。
その結果、
「このアプリまだ使ってる?」
「管理者誰だっけ?」
「削除していいの?」
という状況になりがちです。
今回の機能は、アプリ棚卸しや運用整理を行う際の強力な味方になりそうです。
【4】新しい通知画面が正式版へ
5月頃から順次提供されていた新しい通知画面が、正式版として提供開始されました。
検索機能や絞り込み、一括既読などの機能が追加されており、通知の管理がかなりしやすくなっています。
通知件数が多い環境では、従来の通知画面よりも使いやすさを実感しやすいと思います。
通知は毎日見る機能だからこそ、こうした改善の効果は意外と大きいです。
まとめ
2026年7月は、検索・通知・アプリ管理など、日常利用に直結する改善が中心のアップデートでした。
特にレコード更新通知は、大きな新機能ではありませんが、複数人で運用する環境では確実に効果を実感できそうです。
また、検索の関連度順やアプリ管理の絞り込み機能など、利用年数が長くなった環境ほど恩恵を受けやすい改善も多く含まれていました。
派手な機能追加というよりも、「日々の使い勝手を着実に向上させる」アップデート月だったと感じました。
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