毎月アップデートが配信される kintone。
2026年4月の主な変更点をまとめました。
今回も最後に「個人的ピックアップ」を入れています。
ぜひ最後までご覧ください!
今月のアップデート適用日は 2026年4月12日 です。
2026年4月アップデート情報

今月のアップデートの要点
・検索
- 全体検索およびアプリ内検索で、キーワードの除外検索が可能になりました。
「-キーワード」を指定することで特定の条件を除外できます。
・アプリ設定
- アプリ設定変更の履歴を最大1,000行まで確認可能になりました。
従来の50件から大幅に拡張されています。
・アプリ管理
- アプリ一覧に「アクセス可能なユーザー数」の列が追加されました。
- アプリ一覧に「このアプリを参照しているアプリ数」の列が追加されました。
・モバイルアプリ
- iOSで写真の回転・トリミングなどの編集が可能に。
- Androidで書類撮影時の自動補正に対応。
・JavaScript API
- フィールドや一覧セルのスタイル変更・取得APIが拡張されました。
以上の中から、個人的に気になった項目を紹介します。
注目ポイント
【1】検索の除外指定:実務検索の精度が一段上がる
検索で「除外条件」が使えるようになりました。
「京都 -東京」のように指定することで、特定の条件を除外しながら検索できるようになります。


データ量が増えてくると、「ヒットしすぎて逆に探しづらい」というケースが増えますが、今回の機能によって検索結果の絞り込み精度が大きく向上します。
部分一致の強化(3月)に続いて、検索機能が“実務寄りに進化している”流れを感じます。
【2】設定変更履歴の拡張:運用管理の安心感がさらに向上
2月に追加された「設定変更履歴」が、最大1,000件まで確認できるようになりました。
従来の50件では履歴がすぐに流れてしまい、長期的な変更追跡が難しい場面もありましたが、今回の拡張により、
・いつの変更か遡って確認できる
・頻繁に更新されるアプリでも履歴が残る
・監査・トラブル調査がしやすくなる
といったメリットが強化されています。
“あるだけで安心”から、“実際に使える機能”に進化した印象です。
【3】アプリ管理の可視化強化:棚卸し・統制に効くアップデート
アプリ一覧で、
・アクセス可能なユーザー数
・他アプリからの参照数
が確認できるようになりました。
これにより、
・アクセス権が広がりすぎていないか
・重要アプリに依存が集中していないか
・削除・整理していいアプリかどうか
といった判断がしやすくなります。
特にアプリ数が増えている環境では、管理・統制の観点でかなり有用な情報です。
【4】モバイル改善:地味だが現場では効くアップデート
iOSでは画像の回転やトリミングが可能になり、Androidでは書類撮影時の自動補正に対応しました。
写真添付が多い業務では、
・撮影→そのまま使える
・後処理が減る
・見やすい状態で登録できる
といったメリットがあり、現場での使い勝手が確実に向上します。
派手さはありませんが、“日々の手間を減らす”という意味で評価したい改善です。
まとめ
2026年4月は、検索・管理・モバイルの各面で、“実務の使いやすさ”を底上げするアップデートが中心でした。
特に検索の除外指定や、設定変更履歴の拡張は、日常運用の中でじわじわ効いてくる改善です。
また、アプリ管理画面の可視化強化により、アプリ数が増えてきた環境でも整理・統制がしやすくなってきました。
大きな新機能というよりは、既存機能を「より使える形に仕上げてきた」印象のアップデートです。
エーアイティ研究所では、基本機能、プラグインはもちろんのこと、カスタマイズのご相談もお待ちしております。
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